ファスティングダイエット

ファスティングダイエットとは

ファスティングダイエットとは

「ファスティングダイエット」というダイエット方法を知っていますか?「ファスティング」とは英語で「断食」「絶食」を意味します。アスリートや芸能人の間でそのダイエット効果が話題になり、今ではダイエットだけでなく美容・健康維持のために実践する人もいます。

 

とは言っても、ただ断食をすればいいというものではなく、正しい知識を身に付けて行わないと体を壊してしまいます。そこで、ファスティングダイエットの正しいやり方をこちらで解説していきたいと思います。

 

正しいファスティングの方法

ファスティングは何も食べないようにするだけなのでかなり簡単なダイエット法ですが、本当に何も食べなと栄養などが足りない状態になってしまいます。

 

最近流行っているファスティングは主に酵素ドリンクを用いながら行うもので、完全な断食ではありません。通常の食事は一切しないで過ごすのですが、その間はドリンクから必要最低限のカロリーやミネラル・ビタミンを補給できるため無理がなく、そして安全にできることが特徴です。

 

ファスティングというと3日や1週間、中には数週間と長い期間に挑戦している人もいますが、大切なのは日数ではなくどれだけ継続するかということです。日々、消化に負担をかけないよう意識することと、3日間以内でも良いので年に2〜4回はファスティングで体をリセットさせるのが理想です。

 

ただドリンクを飲んでいても必要なカロリーまで摂取できるわけではないので無理は禁物です。月に一度土日に行う程度がおすすめです。

 

ファスティングの流れ

ファスティングには「準備期」「ファスティング期間」「回復期」という3つの段階があります。

 

準備期

本格的にファスティングを始める前に体を慣れさせる期間が必要です。準備期とは胃腸と体調を整えて、断食するための健康体を作る期間です。基本的には、ファスティングを行う日数と同じくらいの準備期間を要します。1日断食をするのであれば1日以上、3日断食するのであれば3日以上の準備期間を設定します。

 

準備期間中は以下のポイントを意識して過ごしましょう。

  • 和食を基本にし、腹7〜8分目くらいにとどめて食べ過ぎないようにする
  • ゆっくりよく噛んで食べる
  • 間食や夜食、アルコールは控える
  • 夕食はなるべく20時までに目指す

 

ファスティング期間

ファスティング期間中は食事を絶ち、水もしくは酵素ドリンクのみを摂取して過ごします。期間は1〜3日間が一般的です。3日以上のファスティングを行う場合は、素人では危険を伴う場合があるので専門家の指導の下行うようにしましょう。

 

ファスティング期間中は以下の点に注意してください。

  • 酵素ドリンクは推奨分量に従って飲むようにする
  • こまめに水を飲み、あたたかくして過ごす
  • 適度な運動をする。ただし、激しい発刊を伴うものは避ける

 

正しい準備期間を経て正しい方法でファスティングを行えば、ある時期に好転反応と呼ばれる症状が現れます。好転反応とは、体の調子が少し悪くなる状態のことです。これは毒素や老廃物が外に排出されている証拠です。

 

好転反応が軽度の場合はファスティングを継続しても大丈夫です。ただし、症状が重い場合はすぐにファスティングを中断し、お粥など消化に良いものを食べるようにしてください。

回復期

回復期は通常の食事に戻すまでの準備期間です。ファスティングを行った日数と同じ日数を確保してください。回復期には消化に良いものを食べ、徐々に通常の食事に戻していきます。お粥やうどんなどがおすすめです。また乳製品や卵は動物性タンパク質が豊富なため消化に悪いので、回復期には避けるようにしましょう。

 

ファスティング直後に普段の食生活に戻してしまうと、消化不良を起こして体調不良を引き起こしてしまいます。また、体はカロリーを欲している状態なので、ファスティング前よりも食べたものが体に吸収されやすくなっているのでリバウンドの可能性が高いです。

 

そのため、断食が明けたからといって通常のカロリーの食事をするのは厳禁です。消化に良いものを食べ、少しずつ元の食生活に戻すようにしましょう。

 

ファスティングダイエットの効果

人気のファスティングダイエットですが、どのような効果があるのでしょうか?

 

体重が減る、体が軽くなる

ファスティングをすると、普段気にせず好きなように食べている人はもちろん、ある程度食事に気を付けている人でも体重が減り、痩せることができます。これは体内に食べ物を淹れないことで物理的に減量するということもありますが、体内に溜まっていた老廃物などを体から出すことで体が軽くなる、という効果もあるのです。

 

また摂取エネルギーを減らすことで脂肪を燃焼し、サイズダウンすることもできます。

 

食欲が正常になる

ついダラダラ食べてしまう人は「食べることが癖になっている」という傾向があります。お腹は空いていなくても常に口の中にものを入れて食べることで、満たされた気持ちを得ようとしているのです。

 

ファスティングをすると、このような「食べるのが当たり前」という状態から抜け出し、自分を客観的に見ることができるようになります。すると、体に本当に必要なものを選んで食べられるようになる、という人も多いようです。

 

味覚が正常になる

濃い味付けのお惣菜や、脂っこい食べ物、加工食品、化学調味料をたくさん使用したスナック菓子などが好きだった人でも、ファスティング後は驚くほど味覚が変わり、素材の味が分かるようになると言います。素材本来の味がおいしいと感じるようになり、脂っこい加工食品やスナック菓子は不思議と食べたくなくなります。

 

またファスティングをすると、常に食べていることで消化に費やしていたエネルギーを他のところに向けることができるようになります。食べるたびに消化のために胃に血液が集まってしまって頭がボーっとすることが多いのですが、ファスティングをすると内臓がそれほどエネルギーを必要としなくなります。

 

そのため多くの人が、頭がフル回転していつもより本がスラスラと読める、音楽がスーッと心に入ってくるなど、頭がすっきりしたり感覚が鋭くなるという経験をします。

 

体の調子が良くなる

普段何気なく食べている食事には、脂や添加物などの有害物質が意外と多く含まれています。今までの食事の脂や添加物でドロドロになった血液も、ファスティングによってサラサラになったり、一定の間隔で行って胃や腸を休ませることでで内臓の状態もよくなってきます。

 

そのおかげで便秘、肌荒れ、慢性疲労、肩こり等の症状が軽くなる人もいます。またファスティングをすることでデトックス効果が得られて大腸がきれいになり、弱った体の機能を回復させることで免疫力も高まります。

 

ファスティングをするときの注意点

ファスティングをするときは、たとえ短期間でも断食を行うので多少は体に負担がかかってしまいます。そのため以下の点に注意して行いましょう。

 

  • 体調不良の時は行わない
  • 栄養がない状態なので、激しい運動は避ける
  • ファスティング終了後はきちんと回復期を設け、急に通常食に戻さない

 

間違った方法でファスティングダイエットを行ったり、無理に続けたりすると体を壊してしまう場合があります。正しい知識を身に付け、自分の体調と相談しながら行うようにしましょう。